長距離ドライブ中に
後部座席に座ったお子さんが
退屈しないように
運転席や助手席のヘッドレストに
モニターを設置しようと
思っている方は多いと思います。
ですが、ヘッドレストに
モニターを設置すると、
場合によっては違反で
車検に通らない場合もあるのです!
では、モニターはどこにどうつければ
違反にならないのでしょうか?
気になりますよね。
そんな車にモニターを
違反にならないように取り付ける方法を
知りたい方のために、ここでは
- ヘッドレストにモニターをつけるのは
違反になるのか - 車検に通るモニターの取り付け位置
について解説させて頂きたいと思います。
「車にモニターを取り付けたいので、
違反にならない取り付け位置を知りたい!」
と思っていらっしゃる方は、
ぜひ、違反にならない
モニターの取り付け位置がわかる
以下の記事を読んでみてくださいね。
ヘッドレストにモニターをつけるのは違反って本当?
実はヘッドレストにモニターをつけるのは
昔はOKだったのですが、
2000年なかばに法改正があり、
現在では保安に基準に抵触するため
基本的には違反になるため、
ヘッドレストにモニターをつけたままでは
車検にはほぼ通りません。
昔は車検時にヘッドレストにカバーをかけて
検査官の目に入らないようにすれば、
車検に通る場合もあったようですが、
現在は、ヘッドレストにカバーをつけていても
車検の検査官がそのカバーを外したり、
ヘッドレストを触ったりして
モニターがあるかどうか確認するため、
ヘッドレストにモニターを取り付けていたら
ほぼ、車検に通りません。
マイカーを車検に通すためには、
やはり、ヘッドレストに
モニターをつけないでおくか、
車検の時に限り
ヘッドレストに取り付けたモニターを
取り外すしかないでしょう。
ただし、車検の時に取り外しても、
その後取り付けていたら、
公道を走行中に警察に整備不良で
止められて取り外すように指示され、
もし、取り外せなかったら
レッカー送りになる場合もあるため
注意が必要です。
車検に通るモニターの取り付け位置ってどこ?
「ヘッドレストにモニターをつけるのは
違反になることは分かったけれど、
どうしても車にモニターをつけたい!」
という方のために、以下に
車検に通るモニターの取り付け位置とは
どこなのかについて
検証していきたいと思います。
運転席・助手席のヘッドレストモニター(埋め込み)は?
ヘッドレストに取り付けるタイプのモニターは
違反になるため、車検には絶対に通らないことは
上記でご紹介しましたよね。
「じゃあ、埋め込みタイプの
ヘッドレストモニターなら車検に通るの?」
と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、
答えはNOです!
埋め込みであろうと取り付けタイプであろうと
ヘッドレストにモニターをつけるのは
保安基準に抵触するため違反になりますし、
そのまま車検に出しても
車検には通りませんので注意が必要です。
後部座席のヘッドレストモニター(埋め込み)は?
「運転席、助手席のヘッドレストに
モニターをつけるのは
違反なのはわかったけれど、
それなら後部座席ならOKなの?」
と考える方もいらっしゃると思いますが、
もちろんこちらもNGです!
上記でご紹介致しましたように
2000年の中ごろに法改正があり、
ヘッドレストモニターに関する判断が
かなり厳しくなっていますので、
運転席、助手席であろうと
後部座席であろうと、
取り付けタイプであろうと
埋め込みタイプであろうと、
ヘッドレストにモニターを取り付けるのは
法的にNGとなっていますので、
注意しましょうね!
運転席・助手席のヘッドレストに固定したモニターは?
上記でもすでにご紹介しましたが、
運転席、助手席のヘッドレストに
埋め込むタイプのモニターであろうと、
ヘッドレストに固定するタイプの
モニターであろうと、
ヘッドレストにモニターを設置するのは
保安基準に抵触するため
法的にNGですし、
そのまま車検に出しても
車検には通りませんので、
ヘッドレストにモニターを設置するのは
やめておきましょうね。
サンバイザーのモニターは?
サンバイザーのモニターも
ヘッドレストのモニター同様
車に取り付けると
保安基準に抵触するため違反となり、
そのまま車検に出すと車検には通りません。
車検時に取り外せば
車検そのものは通りますが、
走行時に警察に整備不良で止められて
取り外すように指示されたり、
取り外せない場合には
レッカー送りにされたりする場合もあります。
「では、電源が入らないようにして
鏡扱いすれば車検に通るの?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
車検の検査官にモニターであることが
バレたら当然車検には通りませんので
注意が必要です。
フリップダウンモニターは?
後部座席天井に取り付けるタイプの
フリップタウンモニターは
上記でご紹介致しましたモニターの中で
唯一取り付けても
違法にならないモニターです!
モニターの大きさによっては
後方確認ができなくなるため、
車検に通らない場合もありますが、
40インチぐらいまでの大きさであれば、
問題なく車検に通ると思います。
車にモニターを後付けする方法!
上記でご紹介しましたように、
取り付けて違法にならないモニターは
フリップダウンモニターのみです。
そのフリップダウンモニターの取り付けは、
車の天井に穴をあけたりする必要があるため、
素人では取り付けは難しいのですが、
フリップダウンモニターの商品によっては
車種専用の取り付けキットが
販売されていますので、
自分でDIYすることも可能です。
それでは、フリップダウンモニターの
簡単な取り付け手順を以下にご紹介しますね。
①フリップダウンモニターの
取り付け位置を決めます。
②天井の梁にフリップダウンモニターの
固定用プレートの貼り付け位置を決めます。
③配線を通します。
④フリップダウンモニターの
固定用プレートを天井に取り付けます。
⑤フリップダウンモニターを
固定用プレートに取り付けます。
⑥電源を入れてちゃんと
モニターに映るか確認したら取り付けは完了です。
Youtubeにてフリップダウンモニターを
自分で取りつける方法を
解説している動画を見つけました。
フリップダウンモニターを
自分でどのように取り付けるのか
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の動画をご覧になってくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
モニターは基本、運転席&助手席、
後部座席のヘッドレストや
サンバイザーのモニターは
埋め込み式であっても
ヘッドレストに固定するタイプであっても
保安基準に抵触するため違反となり、
そのまま車検に出すと車検には通りません。
ただし、フリップダウンモニターは
設置してもサイズが40インチぐらいまでなら
違反とはなりませんし、
車検にも問題なく通りますので、
後部座席にモニターを取り付けたい場合は、
ディーラーや自動車整備工場に
フリップダウンモニターの
取り付けを依頼するか、
上記でご紹介致しました
取り付け動画を参考に
自分で取りつけてみることをおすすめします。