車に搭載されているヘッドライトや
シガーソケットなどの電装品が
使えない時に
車のヒューズを調べてみたら
ヒューズが切れていた!
なんてことがあったりしませんか?
でも、この車のヒューズは、
何が原因で切れてしまうのかについて
あまりご存じない方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
そんな車のヒューズが
どのような時に切れてしまうのかについて
あまり詳しくない方のためにここでは、
- 車のヒューズの容量は
何アンペアなのか - 車のヒューズが切れてしまう原因
について解説させて頂きたいと思います。
車のヒューズがなぜ切れてしまうのか、
また、車のヒューズの
交換方法などについて
詳しくお知りになりたい方は、
ぜひ、以下の記事を
読んでみてくださいね。
車のヒューズ!容量は何アンペア?
車のヒューズは
過電流防止のための装置です。
そのヒューズの容量は、
乗っている車が何ボルトの車で、
電装品が何ワットの
消費電力なのかによって異なってきます。
例えば、今乗っている車が30ボルト車で、
使用する電装品が
12ワットの消費電力の場合、
消費電力の電流計算は
ワット数÷ボルトなので、
30÷12=2.5となり、
2.5アンペアが
容量ぎりぎりの値となります。
省電力の場合は
この最低消費電力の1.5倍の
ヒューズを取り付けておけば
問題ありません。
ですが、後ほどでもご紹介しますが、
車のヒューズを交換する時は、
最初に取り付けられていた
純正のヒューズのと
容量、形状、大きさが
同じものを購入して
取り付けるようにしましょうね。
ヒューズが切れる時の原因は?
車のヒューズが切れる原因として
考えられるのが、配線のショートです。
本来、配線は被膜におおわれているので、
他の金属と接触しても
ショートしないようにできているのですが、
配線をきつく縛りすぎて
被膜が破れてしまったりすると、
被膜内部の導線が
車のボディなどと接触することにより
ショートし、
ヒューズが切れてしまうことがあります。
ヒューズを交換しても
すぐ切れてしまう場合は、
この配線のショートが
原因として考えられます。
さらに、電装品を
後付けでたくさんつけると、
その電力がヒューズの容量を
オーバーしてしまい
ヒューズが切れてしまうことも
ありますので、
注意しましょうね。
車のヒューズには種類がある?交換したい時はどうするの?
車のヒューズの形状は
- 低背(ていはい)
- 平型(ひらがた)
- ミニ平型
の三種類があります。
ヒューズを交換する時に、
純正のヒューズを外してみれば
見た目でこの3種類のうち
どれを購入して
交換すればよいかがわかります。
最近製造、販売されている車は
小型化の傾向がありますので、
使用されている
ヒューズの形状のほとんどが
「低背」か「ミニ平型」と
なっているようです。
ヒューズの交換方法は以下の通りです。
- 車のヒューズボックスの位置を
確認する - ヒューズボックスの位置が
確認できたら、
ヒューズボックスを開けます。 - 機能していない電装品に
対応しているヒューズを
ペンチなどの工具を使用して
引き抜きます。 - 抜いたヒューズを確認して
切れていたら新しいヒューズと
交換します。
新しいヒューズは、
抜いた純性のヒューズを確認して
同じ容量(アンペア)、同じ形状、
同じ大きさのものを
使用するようにしましょう。
もし、形状や容量、大きさが
異なるヒューズを取り付けると
電装品が正常に
機能しなくなる場合がありますので
注意が必要です。
youtubeにて
車のヒューズの交換方法を
紹介している動画を見つけました。
自分でヒューズ交換をしたいと
お考えの方は、
ぜひ、以下の動画を
ご覧になっておいてくださいね。
ヒューズ交換をする目安の確認方法とは?
ヒューズ交換する目安は、
車で使用しているヘッドライトや
シガーソケットなどの電装品が
使用できなくなった時に、
上記でご紹介したように
車のヒューズボックスを開けてみて、
機能していない電装品に
対応しているヒューズを
ペンチなどの工具で引き抜き、
チェックしてみて、
ヒューズが切れていることが
確認できた時です。
ヒューズの交換をする時は、
もともとあった純正のヒューズの
容量、形状、大きさと同じ
新しいヒューズ交換しましょうね。
まとめ
いかがでしたか?
車のヒューズは
上記でもご紹介しましたように
過電流防止のための装置なので、
配線がショートしたり、
電装品をたくさんつけすぎて
ヒューズの容量を
オーバーしたりした時に
切れてしまうことがあります。
もし、車に取り付けられている
電装品が正常に機能しない時は、
車のヒューズボックスを確認して、
ペンチなどの工具で引き抜いた
機能していない電装品に
対応しているヒューズが
切れていることを確認したら、
引き抜いた純正のヒューズと
容量・形状・大きさが同じ
新しいヒューズに
すみやかに交換するようにしましょうね。